クリスマスイブの日に起こる奇跡の短編集

第1話:魔法の万年筆

質素に生きながら平凡な倖せがほしいだけなのに……
愛する彼氏を譲り、涙を呑んだ不幸な人生
赤字の零細企業に務める恵子はクリスマスイブにリストラされる。
その帰り道で3日間、何も食べていないと言うホームレスに出会い、
困っている人を見ると放っておけない恵子は食事を提供すると、
実は俺、サンタクロースなんだよと言い、
3回だけ願いが叶うと告げる魔法の万年筆をプレゼントされる。

恵子はおいしいケーキが食べたいと願ってみた。
そして弟の会社が倒産しないように。
最後に近所に住む売れない役者がスターになれますように。

恵子が自分自身のために願ったのはケーキだけだった。
他人の倖せを願う心優しい恵子に奇跡が起こるストーリー

生きてさえいれば素敵なことに巡り合えると願いを込めた
百田直樹文学の心温まる小説を百田さん自らが朗読

輝く夜 電子書籍¥550
輝く夜 講談社文庫¥693

輝く夜:魔法の万年筆